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チェコ旅行や出張中のインターネット接続には、渡航前にオンラインで準備できる「eSIM」がオススメ。
この記事では、実際にチェコ旅行でeSIMを利用したことのある筆者の実体験も踏まえながら、チェコのネット環境やチェコでオススメのeSIM、そして万が一チェコでeSIMが使えないなどのトラブルに見舞われた際の対処法について解説していきます。
ちなみに筆者は、2025年4月にチェコのプラハ・チェスキークルムロフ・カルロヴィヴァリの3都市を訪問。
トリファというeSIMの無制限プラン(ヨーロッパ周遊プラン)を使い、いずれの都市でもトラブルに遭遇することなくネットを使うことができました。
☆チェコでおすすめのeSIM3選
オススメ① | アプリの使いやすさ最強。プランが1日単位で選べるほか24時間・365日体制のサポート付きで万が一の際も安心。 |
オススメ② | 安さ重視ならこれ。安いだけでなく通信の品質も安定して利用可能。サポート時間は日本の9:00〜18:00なので注意。 |
オススメ③ | 単国プランの低ギガプランが充実。現地で最低限しかネットを使わない場合はオススメ。24時間・365日体制のサポート付き。 |
*海外渡航先の入国査証や治安状況等に関する情報は、公的機関のHP等でも必ず最新情報をチェックするようにしてください。
チェコのネット環境は?eSIMの準備がオススメの理由
チェコはヨーロッパの中でもインフラが発達している国のひとつで、首都プラハを中心に高速な4G LTE通信が広く普及しています。
観光客が訪れる多くのエリアでは通信がかなり安定しており、カフェやホテル、鉄道駅、空港などでは無料のフリーWi-Fiも整備されています。
ただし、フリーWi-Fiの中には暗号化されていないネットワークも多く、通信内容が第三者に傍受されるリスクがあります。
特に個人情報を扱うSNSのログインやクレジットカード決済などは非常に危険であり、セキュリティ上、無料のフリーWi-Fiの利用は推奨できません。
旅行者が安全かつ安定したネット接続を確保するには、フリーWi-Fiだけに頼るのはリスクが高いといえます。
チェコ国内には、「T-Mobile」「O2」「Vodafone」といった主要な通信キャリアが存在し、都市部ではこれらのネットワークが快適に利用できます。
ただし、地方都市や郊外に出ると電波が弱くなるケースもあるため、そうした場所でも安定してネット接続を確保したい場合には、あらかじめeSIMを導入しておくのが有効です。
eSIMであればスマホ1台で通信回線を準備でき、空港に着いたその瞬間から利用可能。
SIMカードの差し替えも不要で、セキュリティ面・コスト面・手軽さのすべてにおいて優れた選択肢といえるでしょう。
また、レンタルWi-Fiのように機器を持ち運んだり充電したり、返却まで紛失しないように気を遣ったりする手間もないので、eSIMの方が精神的にも圧倒的に楽です。
チェコで利用するeSIMの選び方のポイント
①必要なギガ数はどのぐらいか
まず、自分の滞在スタイルに合わせて必要なデータ量を見極めましょう。
地図アプリやSNS、軽いネット検索が中心であれば、1日1GB程度でも十分です。
動画視聴やテレワークを行う場合は、滞在日数×2〜3GB程度を目安にすると安心です。
個人的におすすめは””無制限プラン””。
制限があるプランに比べ少し高くはなるものの、いざという時に制限に突入してスマホが使えなくなったり、制限突破後に追加購入するコストを考えると、最初から無制限にしておいた方が安心感は断然大きいからです。
チェコではトラムのチケットをオンライン購入できる「PID Lítačka」、バスのチケットをオンライン購入できる「FlixBus」アプリ、タクシー配車ができる「Bolt」といったアプリがあると大変便利なので、これらのアプリを不自由なく使うためにも無制限プランにしておくのがオススメです。
筆者の場合はトリファの無制限プランでチェコ旅行をしましたが、データ制限の心配をしなくていいというのは、精神的にもかなり楽でした。
②近隣国にも行く場合はヨーロッパ周遊プランがお得
チェコは中央ヨーロッパに位置しており、オーストリア、ドイツ、スロバキア、ポーランドなど近隣国への陸路移動も盛んです。
複数国を巡る予定があるなら、チェコ単体のプランよりもEU全体をカバーする「ヨーロッパ周遊プラン」を選ぶ方が結果的に安く、設定も簡単です。
筆者が選んだトリファには、チェコ単体のプランというのがなかったため、必然的にヨーロッパ周遊プランとなりました。
筆者の場合はポーランドと2カ国周遊したので、ヨーロッパ周遊プランで最適でした。
③サポート体制(特に営業時間は要確認)
eSIMはオンラインで購入・設定が完結する分、トラブルが起きた際のサポート体制が非常に重要です。
特に日本の会社が運営するサービスの場合、例えば営業時間の10時〜18時の間しかサポート対応していないeSIMもあります。
チェコと日本の時差(約7時間)を考慮すると、日本の日中にしかサポート対応していないサービスを選んでしまうと、活動時間中にサポートを受けられない可能性が高くなってしまいます。
日本時間に合わせた営業時間のサポートや、24時間365日対応のサポートがあるサービスであれば、時差の影響を受けにくく、より安心して利用できます。
チェコでおすすめのeSIM5選
サービス名 | 料金の目安(例) | ヨーロッパ周遊対応 | サポート体制 | おすすめポイント |
オススメ① | 10日間5GB:2,870円
10日間無制限:7,990円 |
◯ | 24時間365日 | 圧倒的な使いやすさ
プランが1日単位で選べる |
オススメ② | 10日間無制限:5,940円 | ◯ | 9:00〜18:00
(土日祝含む) |
コスパが良い |
オススメ③ | 15日間2GB:1,000円 | ◯ | 24時間365日 | 単国プランが充実 |
オススメ④ | 15日間6GB:4,960円 | ◯ | 9:00〜17時
(平日のみ) |
コスト・品質のバランスが良い |
オススメ⑤ | 10日間無制限:9,252円 | ◯ | メール問合せで2〜3営業日 | データプランが豊富 |
おすすめ①トリファ ☆日本の会社が運営する使いやすさ最強のeSIM

チェコ・ポーランドでトリファを使った際の利用履歴
筆者がチェコに旅行した際は、1つめにおすすめするトリファを利用しました。
SNS等でインフルエンサーがよく宣伝しているのを見ていたので「正直どうなんだろ」と思っていた部分もありましたが、実際使ってみると想像以上に使い勝手が良く、
チェコ滞在中、通信面で一度も不自由することなく使うことができました。
トリファが優れているのは、何といってもアプリの使いやすさ。
eSIMの購入からアクティベートまでアプリで完結できるほか、データの残り残量や残り日数もアプリ内で確認することができるので、
無制限以外のプランを購入した場合も「あとどれぐらい使えるのか」を随時チェックすることができます。
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こちらはチェコではなくベトナムで利用した際に撮ったスクショですが、利用可能日数が分単位まで表示されていることが分かります。データが足りなくなった時の追加購入もアプリ内で簡単に行えます。
また、サービスによっては「5日間と10日間プランしかない」といったものもありますが、トリファの場合は1日間〜60日間まで1日単位でプランを選択できるので、
「7日間しか滞在しないのに10日プランで申し込まないといけない」といった勿体なさがないのもメリットです。


おすすめ②VOYAGEESIM ☆安さを重視するならこれ
専用アプリがないため多少使い勝手は落ちるものの、「十分な品質がありつつ安さをより重視したい」という場合は、VOYAGEESIMがオススメです。
筆者はチェコでは使ったことはありませんが、別の海外旅行先で利用したことはあり、こちらも旅行中一度も通信面で問題が発生することなく利用することができました。
サポート時間が日本時間の9時〜18時という点だけ、時差のあるヨーロッパ旅行においては不利な点ですが、トラブルが発生してサポートに問い合わせる機会って滅多にないので、そこまで心配する必要はないのかなと思います。
また購入後1ヶ月以内であれば、万が一利用できなかった場合に返金を受けることもできる(初回購入の場合のみ)ので、リスクなく始められます。

おすすめ③Airalo ☆周遊プランだけでなく単国プランも充実
「無制限プランまでは必要ないから、少ないデータ容量でとにかく安く利用したい」という場合は、Airaloがオススメです。
Aiarloは日本の企業ではなくシンガポールに拠点を置く企業のサービスですが、世界中で2000万人以上に利用されている実績もあり、信頼して利用できるeSIMの1つです。
24時間365日体制のサポートがついています。
おすすめ④Glocal eSIM ☆コスト・品質のバランスが良い
Glocal eSIMは、コスト・品質のバランスが良いeSIMサービス。
ヨーロッパプランにおいては突き抜けた特徴はないものの、筆者も過去に使って特にトラブルに遭遇することもなく問題なく利用できました。
申し込むタイミングによっては、キャンペーンが実施されていてお得になることもあります。
おすすめ⑤TORAeSIM ☆データプランが豊富
TORAeSIMはデータプランが非常に豊富なので、低容量プランから無制限プランまで、色々比較した上で選びたい場合には選択肢の1つとしてアリでしょう。
ただ筆者が過去に使った際には、繋がらないトラブルに一度だけ遭遇したことがあったので、オススメ度合いとしては他のサービスに比べると低め。
*筆者いち個人の体験談です。
また、コスパもそこまで良くないのかなとは思います。
チェコでeSIMを利用するまでの流れ
①利用端末がeSIMに対応しているかどうかを確認
古いスマホだとeSIMに対応していないことがあるので、まずはご自身のスマホがeSIMに対応しているかどうかをチェックしましょう。
iPhoneの場合は XS・XS Max・XR以降、Androidの場合はPixelやGalaxyシリーズなど、比較的新しいモデルがeSIMに対応しています。
iPhoneでのeSIM対応確認方法:「設定」アプリを開く→「モバイル通信」
→「eSIMを追加」もしくは「モバイル通信プランの追加」と表示されていればeSIM対応端末
AndroidでのeSIM対応確認方法:「設定」アプリを開く→「ネットワークとインターネット」 または 「モバイルネットワーク」→「SIMカード」 または 「モバイルプラン」
→「eSIMの追加」 表示されていればeSIM対応端末
②サービス公式サイトからチェコ用eSIM購入・発行手続き
ご自身の利用端末がeSIM対応であることを確認したら、利用するサービスの公式サイトからチェコ用のeSIMを購入⇨発行手続きを行います。
購入はオンラインで完結し、支払い完了後にQRコードもしくはアクティベーションコードがメールで届くパターンが多いです。
トリファの場合は、アプリで購入すると購入直後のアプリ画面からそのままeSIMアクティベートを行えます。
③購入情報をもとにeSIMをアクティベート
購入情報を受け取ったら、ほとんどのサービスはスマホの設定から「モバイルプランを追加」を選び、QRコードを読み取るか、手動でアクティベーションコードを入力してeSIMをアクティベートします。
インストールが完了すると、eSIMの回線が追加されます。
④チェコ到着後にeSIM回線を有効化
あとはチェコに到着後、
・普段日本で使っている主回線をオフ
・チェコで利用するeSIM回線をオン
にすれば、チェコでのネット利用が可能となります。
チェコでeSIMが使えない/繋がらない時の対処方法
スマホのSIMロックが解除されているかどうかを確認
日本の携帯キャリアで購入したスマートフォンにはSIMロックがかかっている場合があります。
eSIMを使うには、事前にSIMロックを解除しておく必要があります。
渡航前に各キャリアのマイページやショップで手続きしておきましょう。
ちなみに2021年10月1日以降に発売された機種は、各キャリアのスマートフォンでSIMロック解除が不要となっています。
機内モードをオン→オフと切り替えてみる
通信が不安定なときは、機内モードを一度オンにしてから再度オフに戻すことで、ネットワークの再接続が行われ、状況が改善することがあります。
データ残量や利用日数が残っているかどうかを確認する
eSIMには使用可能なデータ量や利用可能日数の上限があります。
通信できない場合は、まず残量や有効期限を確認しましょう。
トリファのように専用アプリで残量を簡単にチェックできるサービスを選ぶと、こうしたトラブルを防ぎやすくなります。
チェコでおすすめのeSIMについてまとめ
チェコ滞在中に使えるオススメのeSIMサービスについてまとめていきました。
チェコのネット環境は良好ですが、旅行中に安定して通信を確保するには、フリーWi-Fiだけでは不十分です。
セキュリティや利便性を考慮すると、あらかじめeSIMを準備しておくのがベストな選択肢です。
滞在日数やデータ使用量、訪問国の範囲などに応じて最適なeSIMを選び、トラブル時のサポート体制も忘れずにチェックしておきましょう。
しっかり準備をしておけば、チェコ旅行をより快適に、ストレスなく楽しむことができます。