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首都プラハをはじめ、チェコは中欧の人気観光国の1つですが、クレジットカードによる決済は十分に普及しているのでしょうか?
結論から言うと、チェコは観光地であればほとんどの場所でクレジットカード決済(タッチ決済含む)が利用可能。
全てではありませんが、トイレや屋台ですらクレジットカードを使える場所が多いです。
もちろん、日本で発行したクレジットカードをチェコで使うことができます。
そんなチェコ旅行でおすすめのクレジットカードを、まずは簡単にまとめてみました。
↓
☆チェコでオススメのクレジットカード3選
①エポスカード(VISA) – VISAタッチ機能付きで海外旅行保険内容も充実。年会費永年無料で、利用実績に応じてゴールドカードの永年無料の招待も届く(招待無しの場合は年会費5,000円)。カード利用後に”即時通知”が届くため、万が一不正利用された際にもすぐに気づける。
②セゾンカードデジタル(VISA) – 最短5分で発行できる完全ナンバーレスカード。年会費永年無料で、カードが届く前に番号利用が可能。オンライン決済用のサブカードとして使うのもオススメ。
③楽天カード(VISA、Master、アメックス、JCBから選択) – VISAかMasterのタッチ機能付きで楽天ポイントが効率的に貯まる。年会費永年無料(通常カードの場合)。利用通知が届くのが最短翌日と遅いのと、海外旅行保険の付帯条件が厳しいのがデメリット。
「これからクレカを作りたい」「既に持っているクレカはあるけどサブでもう1枚作りたい」という場合は、年会費無料で作成可能なエポスカードは1枚持っておくと大変便利です。
\\入会費・年会費永年無料で1枚あると便利//
*海外渡航先の入国査証や治安状況等に関する情報は、公的機関のHP等でも必ず最新情報をチェックするようにしてください。
チェコでクレジットカードはどの程度使えるのか
チェコではかなり多くの場所でクレジットカードが使えます。
特に首都のプラハであれば、屋台やトイレですらクレジットカードを使える場所が多く、現金が必要な場面はほとんどないと言っても大袈裟ではないでしょう。
(チェコは日本と違い、多くのトイレが有料です)
もちろん「1円も現金を持たない」というのはオススメできませんが、数万円程度の現金を常に持っておきつつクレジットカード支払いをメインにすれば、チェコ旅行はほぼ万全と言えるでしょう。
タッチ決済もほとんどの場所で使える
クレジットカードはカードの現物ではなく、スマホのウォレットに入れてタッチ決済で利用する方が安心ですが、タッチ決済もクレカ対応している場所であれば、ほとんどの場所で使えます。
むしろタッチ決済に関しては日本よりも進んでおり、差し込みしか対応していないお店というのはほとんどありません。
ホテルのチェックイン時にもクレカがあると安心
ちゃんとしたホテルであれば、チェックイン時にデポジットとして、現金を預けるかクレジットカードによる与信決済を求められる場合が多いです。
(デポジットは「一時的な預かり金」で、部屋の中の有料の飲み物を飲んだ際などにデポジットから差し引かれて”後から返金される”ものです。)
デポジットの金額は泊まるホテルにもよりますが、ホテルによっては宿泊金額の数倍の金額を預けなければいけない場合もあります。
ある程度の価格帯のホテルで連泊する場合、現金だと持ち合わせがないと支払えない場合もあるので、クレジットカードがあった方が確実に便利です。
ちなみに宿泊中に何か追加料金がかかるものを利用しなければ、デポジットはチェックアウト後に全額返金されます。
現金も多少は持っておこう
チェコでクレジットカード払いをメインにする場合も、最低限の現金は常に持っておくことをオススメします。
レストラン・トイレ・屋台など各カテゴリーでクレカ対応の場所が多いものの、一部現金オンリーの場所も存在はしているからです。
レストランの場合は、入店前にカード払いができるかどうかを確認すれば支払えずに困ることはなくなると思いますが、
トイレの場合は切羽詰まっている状態だと、現金がなくて入れないと大惨事になってしまうリスクもあります。
目安として、1週間以内の滞在でクレカ払いをメインにすれば、日本円換算1万円以下の現金でも足りる場合が多いですが、念の為数万円程度を常に持っておけば、支払いに困ることはまずないと思います。
チェコで使えるクレジットカードを選ぶ際のポイント
①カードブランドはVISAかMaster推奨(アメックス・JCBだと使えない場所が多い)
チェコではほとんどの場所でクレジットカードが使えるものの、アメリカンエクスプレスやJCBブランドのカードに関しては使えない場所も多いです。
そのため、VISAかMasterのクレジットカードは必ず持っておくことをオススメします。
アメックスは海外旅行に関する特典や保険が充実しているため持っている人が多いですが、アメックスだけを持っていくと決済できない場面に出くわすことが多くなるので、
アメックスを持っていく場合も「メインはVISAブランドのカード、サブでアメックス」といった使い方をする方が良いです。
②タッチ決済機能が付いているか
チェコでクレジットカードを利用する場合は、なるべくカードの現物ではなくスマホのウォレット(Apple Pay)にカード情報を入れ、タッチ決済で支払うことをオススメします。
スマホのタッチ決済の方が安全性が高いからです。
タッチ決済機能がついていないクレジットカードだとスマホに入れて使うことができないので、タッチ決済機能付きのカードを選ぶようにしましょう。
チェコではクレカ対応のほとんどの場所で、タッチ決済にも対応しています。
③海外旅行保険が付いているか
海外での万が一の怪我や病気等に備え、海外旅行保険もついているかどうかも確認しておきましょう。
海外旅行保険単体のサービスを契約することもできますが、単体のサービスはある程度の値段がするので、まずはクレカ付帯のものでどの程度補えるのかを確認しておくといいです。
④セキュリティがしっかりしているか
セキュリティがしっかりしているかどうかも、クレジットカードを選ぶ際の重要なポイントです。
具体的には
・利用後の通知がすぐに届くかどうか
・カード番号が表面・裏面どちらに記載されているのか(裏面記載の方が安全。ナンバーレスだとより安全)
・不正利用の検知システムがしっかりしているか
この辺りは確認しておきましょう。
チェコ旅行でおすすめのクレジットカード3選
選び方のポイントや筆者のチェコでの実体験も踏まえ、チェコ旅行でオススメのクレジットカードを3選ご紹介します。
①エポスカード – タッチ決済機能付きで海外旅行保険も充実のVISAカード。利用通知が即時届くのでセキュリティ面でも安心。
年会費 | 通常カード:無料 ゴールドカード:5,000円(税込)→招待経由だと無料 プラチナカード:3万円(税込) |
カードブランド | VISA |
タッチ決済 | VISAタッチ利用可能 |
ポイント還元率 | 0.5% |
ポイントの使い道 | マルイでの買い物、他社ポイントへの移行、マイルへの移行 |
海外での決済手数料 | 2.2% |
利用後通知 | 即時(アプリorメール) |
海外旅行保険 | 傷害死亡・後遺傷害:最高3,000万円 傷害治療費用:200万円(1事故の限度額) 疾病治療費用:270万円(1疾病の限度額) 賠償責任(免責なし):3,000万円(1事故の限度額) 救援者費用:100万円(1旅行・保険期間中の限度額) 携行品損害(免責3,000円):20万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
海外旅行保険の付帯条件 | 旅行代金(ツアー料金や交通費等、移動に関する代金)をエポスカードで支払い |
エポスカードは作りやすさ・使いやすさ・海外での安全性をトータルで評価して、非常にオススメできるクレジットカードです。
筆者も海外旅行の際に一番利用してるのが、エポスカードです。
まずカードブランドは世界シェアNo. 1のVISAのため、クレカ対応のほとんどの店で困ることがありません。
さらにスマホのウォレットに入れてタッチ決済も利用できるので、タッチ決済対応のお店であればカードの現物を出さなくても支払いができます。
加えて、エポスカードはアプリかメールで設定をしておけば、カード利用後に即時通知が来るようになっています。
そのため、カード利用後すぐに「正しい金額がカードに請求されているか」を確認することができますし、
また万が一スキミング等によって気づかないうちにカード情報を抜かれていた場合も、不正利用された段階ですぐに気づくことができるので、被害を最小限に抑えることができます。
例えば楽天カードだと最短でも通知が翌日となるため、海外での安心感はエポスカードの方が優れていると言えるでしょう。
さらに、カードの表面にカード番号が書かれていない(裏面に記載)ので、お店での決済時に後ろから番号を覗かれたりするリスクも避けられます。
\\入会費・年会費永年無料で1枚あると便利//
②セゾンカードデジタル – 完全ナンバーレスカード。予備で持っておくのにオススメ。
年会費 | 無料 |
カードブランド | VISA |
タッチ決済 | VISAタッチ利用可能 |
ポイント還元率 | 0.1% |
ポイントの使い道 | UCギフトカード、Amazonギフト券、各種商品券への交換 |
海外での決済手数料 | 3.85% |
利用後通知 | 即時(アプリ) |
海外旅行保険 | なし |
海外旅行保険の付帯条件 | – |
セゾンカードデジタルは最短5分で発行が完了し、発行後すぐにスマホでカード番号を確認して使えるようになるデジタルカード。
物理カードも後日届きますが、表面にも裏面にもカード番号が記載されない「完全ナンバーレスカード」となっているので、海外でカード番号を除きみられたり、誰かに番号を記憶されて悪用されるリスクも防ぐことができます。
ただしセゾンカードデジタルは海外利用時の手数料が割高なのと、海外旅行保険も付帯されないので、メインのカードとして海外に持っていくには不向き。
あくまでリスクヘッジのためのサブのカードとして持っておくのが個人的にはオススメです。
年会費・作成料などは無料なので、一枚作って置いて損はないでしょう。
\\年会費無料でサブカードとしてオススメ//
③楽天カード – 楽天ポイントを貯めたい場合にオススメ。
年会費 | 通常カード:無料 ゴールドカード:2,200円(税込) プレミアムカード:11,000円(税込) |
カードブランド | VISA、Master、JCB、アメックスから選択 |
タッチ決済 | VISA・Masterタッチ利用可能 |
ポイント還元率 | 1% |
ポイントの使い道 | 楽天サービスでの利用 |
海外での決済手数料 | 2.2%(全ブランド共通) |
利用後通知 | 最短翌日 |
海外旅行保険 | 傷害死亡・後遺傷害:最高2,000万円 傷害治療費用:200万円(1事故の限度額) 疾病治療費用:200万円(1疾病の限度額) 賠償責任(自己負担額なし):3,000万円(1事故の限度額) 救援者費用:200万円(年間限度額) |
海外旅行保険の付帯条件 | 旅行代理店で予約した海外パックツアー料金を楽天カードで支払い |
楽天トラベルなど楽天サービスを日常的に利用している場合は、楽天ポイントが貯まりやすくなる楽天カードもオススメです。
カードブランドもVISA・Master・JCB・アメックスから選べるので、すでに持っているカードと被らないブランドのカードを作ることも可能です。(チェコで使うならVISAかMaasterがおすすめ)
ただし楽天カードは、
・利用後の通知が最短翌日であること
・携行品損害補償が通常カードだと付かないこと
・海外旅行保険の付帯条件が旅行代理店での予約に限られていること
など、”何かあった時の安心感”という点ではエポスカードに比べて劣ります。
そのため、まだエポスカードも楽天カードも持っていない場合は、海外旅行に関して言えばエポスカードを先に作る方がオススメではあります。
とはいえ通常カードであれば年会費無料なので、カードブランドの分散として持っておいて損はしないカードであることは間違いありません。
チェコにクレジットカードを持っていく際の注意点
海外旅行保険はクレカ付帯のものだけだと足りない可能性がある
多くのクレジットカードには海外旅行保険が付帯されていますが、チェコ旅行の場合、クレジットカード付帯の保険だけだと保険金額が足りない場合があります。
稀な例ではありますが、過去には渡航先での急な病気や事故により病院に運ばれ、治療・入院により数千万円もの治療費を請求された事例もあるようです。
そのため「各種補償金額がしっかりとある保険に入っておきたい」という場合は、AIGなど海外旅行保険単体のサービスにも加入しておくことをオススメします。
スリや盗難に常に気をつける
チェコはヨーロッパの中でも治安がかなり良い国ですが、とはいえスリなどの軽犯罪は多いです。
そのため、
・ウエストポーチや首からぶら下げるケースに貴重品を入れ服の中に隠しておく
・カバンは体の前に持っておけるものにする
・席を立ち上がる時は絶対に席に貴重品を置きっぱなしにしない
など最低限の対策は常にしておくようにしましょう。
スキミング防止機能付き&チェーン付きのミニ財布は、クレジットカードなどの貴重品を収納して持ち歩くのに非常に便利です。
万が一の場合のクレカの連絡先は備えておく
万が一クレジットカードの紛失や盗難、スキミング等による不正利用等の被害に気づいた時に備え、すぐに電話をしてカードを止めてもらえるよう、サポートデスク等の連絡先は小さいメモやスマホに備えておくようにしましょう。
エポスカードのように即時通知が届くカードであれば不正利用にもすぐ気づけるので、カード選びも重要になってきます。
チェコでのクレジットカード利用についてまとめ
チェコにおけるクレジットカード利用の利便性と、チェコで使うのにおすすめのクレジットカードについてまとめていきました。
日本と同等かそれ以上にキャッシュレス決済が発展しているチェコにおいて、クレジットカードなしで旅行するのはかなり不便。
現地で使いやすいクレジットカードをしっかりと準備して、安心・快適なチェコ旅行を楽しんでください。